
最近、小林正観さんの『脱力のすすめ』を読み返しながら、「努力」と「感謝」について改めて考える機会がありました。
三次元的な世界では「努力すれば報われる」とよく言われますが、正観さんは「努力の反対は感謝」であると教えてくれます。
その言葉に触れたとき、自分ひとりの力で生きているわけではなく、神仏やご先祖様、周囲の人々、見えない力に支えられて日々を過ごしているのだと、静かに心がほどけていくのを感じました。
実際、婚活でも同じことが起きました。
「良い人を見つけなければ」と必死になっていた頃は、焦りが空回りし、うまくいかないことばかりでした。しかし、条件にこだわるのをやめ、「どうでもいいや」と力を抜き、ご先祖様に感謝を伝えてお墓参りをしたあと、私は不思議と心が軽やかになりました。
その後の出会いセンターでのお見合いでは、「結果はどうなってもいい」と執着を手放し、ゆるやかに過ごしていたところ、思いがけず素敵な方とご縁をいただくことができました。
まさに「脱力のすすめ」を体感した瞬間でした。
また、周囲を変えようと不満を抱えてもがくよりも、状況をそのまま受け入れたうえで自分がどう行動するかを考える方が、はるかに建設的で、宇宙の流れに沿った生き方になるのだと実感しました。
正観さんは「~になれば幸せという状態は存在しない」と語ります。
どんな日常の一場面にも「ありがたい」と感じられたとき、それはすでに幸せそのものだと気づきました。
さらに、どれほど良いことであっても「これは正しいから広めなければ」と力む必要はないとも言われます。
ただ、自分が淡々と、楽しみながら続ければいい。
ご先祖様や神仏への感謝や祈りも、誰かに示すためではなく、自分の心の習慣として静かに大切にすればよいのだと感じています。
現実をそのまま受け入れ、そこに感謝を見つけられるようになると、日々が少しずつ柔らかく、穏やかに満ちていきます。
そして人生は、気づかぬうちに良い方向へと変わっていくのだと実感しています。