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神社文化の奥深さに迫る

成功している人が訪れる日本の神社100選 (TJMOOK) | 東條 英利 |本 | 通販 | Amazon

成功している人が訪れる日本の神社100選 という ムック本がある

日本の有名で、神聖な境内の神社を100社を太平洋戦争中の東条英機首相の曾孫である神社文化研究家の東條英利さんが厳選しておられ、これらの神社に行けばご利益がありそうです。このムックの冒頭のインタビューを書き出します。

 

日本人にとって、神様とは一体どのような存在なのでしょうか。

日本には「八百万の神々」と表現されるたくさんの神様がいらっしゃいます。古来、日本人は身のまわりのすべてのものに神様が宿るとして、日々感謝をささげてきました。

 海外の方に、「日本人にとっての神様とは何か」と質問されたことがあります。海外の方に日本の神様を説明するにあたって大きな壁が存在することに気づきました。それは、一般的な外来宗教でいう神様「ゴッド」は、唯一無二の超越的な存在であるということ。一方、日本の神様は国土をつくり、国をつくり、そして天皇となります。つまり、私たちの祖先であり、人とつながる存在なのです。この概念の違いがあるために、海外の方には「日本の神様とは何か」という疑問が生まれるのです。

 最終的に出した答えは「エブリシング」でした。日本人にとっての神様は「すべて」であるということ。「ありとあらゆるものに感謝を示す」のが神道の立場です。そこに特別な教えはありません。日常のありとあらゆるものに御霊(みたま)と呼ばれる神様の魂が宿り、私たちはすべての調和の世界のなかの一部であるというとらえ方です。神様とは何かといえばこの世のすべて、神羅万象(しんらばんしょう)というほかないのです。

 神道と一般宗教の違いは、「神道は文字のない時代の文化」であるということ。他の体系化されている宗教は、文字ができてからの「ある程度哲学化された生きるための教」です。だから欧米の方の考え方は、はっきりしています。何か困ったとき、教会で神父さんに相談すれば、はっきりとした答えが返ってくるのです。一方の「神道」は文字のない時代に、自然との共生から編み出された原始的な感性と例えられます。

神様から愛されるためにはどうしたらよいのでしょうか?

日頃、自分を取り巻く環境について、神様に「感謝」することです。人間関係でも、感謝できる人は相手からも感謝されますよね。感謝できる人は、神様からも愛されるのです。

 古来、日本人が周囲のあらゆるものに感じてきたこの感謝の気持ちが、近年薄れてきています。そこにある幸せや平和を「当然の権利」として感じる傾向が強くなってしまってるのでしょう。「ありがとう」という言葉で表現される、本来は「貴重なこと」であるということを忘れてしまっているようです。

神様に愛される人たちは「報恩感謝」をきちんとしています。

鳥居を寄付したり、神社を建てたりすることは一般の我々には難しいことですが、誰にでもできることのひとつが参拝です。通常の参拝でもよいのですが、できれば正殿に上がって神の御前(おんまえ)で参拝する「正式参拝」をするとよいでしょう。パワースポットとして神社を訪れる方は増えましたが、ほとんどの人は正式参拝をしていません。心構えがちょっと変わるかなと思います。

 地域の氏神様、崇敬する神社の神様、本誌を見て訪れる神社の神様など、1年に1回は正式参拝をするのが理想ですね。

 自宅であれば、神棚とまではいかなくても、お札を祀って日々手を合わせるなど、大切なのは日頃の感謝を伝える事なのです。