Kentaro氏のユーチューブ動画より抜粋
1)買う前に徹底的に調べる
具体的には、Google検索をするなどして、悪い口コミやデメリットを探しているイメージです。お店でふと「欲しい」と思うものを見つけたとき。またテレビやネットで「いいな」と感じたものがあったとき、こういうことってよくあるじゃないですか?ただ、最初の段階ってどうしてもその商品のいい部分しか見えません。まあ、接客してくれる店員さんもテレビ広告などネガティブなことをわざとは言いませんからね。だからこそ、一度冷静になって悪い面を含めて徹底的に調べるのが大事なんですね。アマゾンや楽天にはあらゆる商品の口コミが上がっていますし、その商品のレビューした記事や動画も調べればたくさん出てきます。で、低評価の口コミとかリアルなデメリットを見ると、「これ別にいらなくない?」のように購買力が落ち着いてくるものです。中高生の恋愛とかでも片思いした相手が、実はしょうもない奴だったとわかれば。急速に冷めるじゃないですか?それと近いですね。また、僕の場合は検索して広告の有無を結構チェックします。Google検索をすると、商品やジャンルによってはスポンサードリンクのような感じで広告が出てくるのは敬遠したりします。あとはSNSでインフルエンサーがそれを紹介してないから確認します。まあ、広告をたくさん使うことは当然、広告費が商品の価格に乗っかります。これは商品の値段が割高な可能性があることの裏返しと考えられます。で僕は結構ケチなところがあるので、「この商品の値段、広告費が占めているのか、コスパ悪いんだな」って冷めてしまいます。また、本当にいいものは口コミで広がると思っているので、広告が多かった瞬間、その商品への物欲がスーッと引いていきます。後はその場で買わずに時間を置くことで。欲しいという気持ちすら忘れてしまうこともあるでしょう。いずれにしても、その場で買わずに調べるようにすることで、物欲はだいぶ減るはずです。
2)妥協せずに良いものを買う
こちらはこれまでとは逆にベクトルの話ですね。物欲のせいで服をたくさん買ってしまう方多いと思います。そんな方におすすめなのが、予算の範囲で思い切って一ついいものを買う事なんですよ。妥協せずに良い物を買うと、物欲がだいぶなくなります。理由としては、よくはしっかりと満たされるからですね。セールで安いかったからと買ったもの妥協した買い物って満たせる物欲が中途半端になりがち。だからお店に行くたびにまた新しいものがどんどんほしくなるわけです。今持っているのよりこっちのほうがいいと考えるイメージですね。でも、一方でこれが一番だと思えるものを持ったらどうなるでしょうか?僕の経験とほかの服とかマジでいかなくなるんですよ。今、俺が持ってるものはかっこいいなとか、大事な使いたいっていう感じで愛着が湧くだめです。また新しいものを買うってことは、いまもっているアイテムを使う頻度が減るのです。人間の体って一つしかないですね。靴を同時に3足履けないわけですよ。で新しく買ったせいで本当に好きな物を使えなくなるって意味不明じゃないですか?要するに妥協せずに良い物を買うと、それをたくさん使いたいという気持ちが出て。他に興味がなくなる側面もあります。実際、僕も服が好きなんですけど、心から気に入った服だけを持つスタイルにシフトしました。そのおかげで昔はセール等で爆買いしていましたが、今は物欲がかなりなくなって本当に服を買わなくなりました。物欲のせいで服などをたくさん買ってしまう方は、ぜひ逆転の発想で妥協せずに良い物を買うことをお勧めします。
3)企業のマーケティングを知る
どういうことかというと、物欲って売り手よって作られたものという側面もあるんですよ。この世の中、資本主義ですから。あらゆる企業は顧客にたくさん売って儲けることを目的としています。そのために、人間心理や脳のクセを利用したマーケティングを活用するわけですね。悪い言い方をすると本当はいらないものであっても顧客にさも必要だほしいと思わせて買わせようとするわけです。例えば、売り上げランキング一位、芸能人の○〇が愛用、満足できなければ返金します、2時間限定タイムセール、こういうやり方ってよく見ると思いますが、これは全部売るための戦略です。人間心理から逆算して考えられていますから。どうしても物欲を掻き立てられてしまいます。でも一方でこういうマーケティング施策の存在や意図を知っていればどうでしょうか?自分の落とし穴にハメられようとしていると思ったらほしいという気持ちは冷めるものです。これが罠にはまらずに済んだという快感すら覚えます。
4)物欲は幸せに繋がらないと知る
これは習慣や方法というより、今から話すことを知ればオッケーです。自然に物欲が減退します。まあ、新しいものが欲しいと思うのは、その物を手に入れればより幸せになれると考えるからじゃないですか。でも、事実として。前提として幸福には大きく3種類あるとされています。一つ目がセロトニン的幸福=心の健康ですね。2つ目のオキシトシン的幸福。こちらは人との繋がりですね。三つめがドーパミン的幸福として、成功や地位・物欲に関するもの。こちらもそれぞれ幸福ホルモンの種類となっています。セロトニン的幸福とオキシトシン的幸福は幸せの基礎で、この二つはじんわりと持続します。例えば日の光を浴びると毎日でもいい気持ちになれるし。友達と話してると他愛のないことでも楽しいじゃないですか。でも一方でドーパミン的幸福って長続きしないんですね。何かを買って満たされるのは一瞬で、もっともっとエスカレートしていきます。ヴィトンの財布を買ってもすぐに満足できなくなり次はバッグが欲しくなったりします。つまり、物欲を一時的に満たした所で買う前に想像した幸せが続くことってほぼないわけです。それが分かっているのに買うんですか?物欲を満たすことするんですかって話ですよ。いまいちピンとこないなって思った方は、ぜひご自身のクローゼット見てみてください。おそらくいいと思っ買ってたはずなのに全然着ていない服や使っていないバッグがあると思います。ここで質問です。それは今でもあなたを幸せにしていますか?まあ、そういうことですね。ちなみに僕も昔使っていないものであふれたクローゼットを見て、これ買わなかったらどれだけお金が浮いていたんだろうと愕然としたことがあります。幸せを得るための方法としてお金を使って買い物するなんて。最もインスタントなものです。ということはすぐに失われます。物欲を満たしても幸せにはなれないことをぜひ覚えてください。
5)ほかの人や経験にお金を使う
これ、僕の個人的な体験なんですけど、ものではなく、他の人とか経験にお金を使うようにしてから物欲がかなり減りました。ものをたくさん買うより、そっちの方が全然幸福度が高いと気づいたんですよ。先ほども触れましたが、物を買ったところで嬉しい時間は基本的に長続きしません。本当のお気に入りを除いて多くの場合買ったときがピークです、でも一方で体験ってずっと記憶に残るわけですよ。一人でまたは友達と旅行に行ったり、家族で美味しいものを食べたりした経験は、何年たっても、思い出として楽しめますよね。また、近しい人にプレゼントしたり寄付したりする行為って、ものすごく嬉しい気持ちになります。実際、物質的な買い物をするよりも、経験や他の人のためにお金を使う方がずっと高い幸福度で得られると、あらゆる研究で分かっています。僕の場合、こういう研究結果を知ったり。自分の実体験を通じて。自分の物欲を一時的に満たすのがもったいないと感じるようになりました。これを買ったところでたいして幸せは持続しない。だったら美味しいもの食べに行ったり、寄付でもした方が絶対いいな。超大金持ちじゃない限りで使えるお金には限りがあると思います。そのお金を自分の物欲のために使ったら、経験や人の為にお金を回すことができなくなりますよね。そう考えると。欲が強い人はぜひものを買うのもちょっと我慢して経験。寄付にお金を少し使ってください。ご自身の価値観が大きく変わる可能性もあると思います。
6)貯金する
貯金のために欲を抑えたいと思う方多いと思います。でもぶっちゃけ、これって卵が先か鶏が先か、的な部分があって、物欲を減らすには、お金を貯めることが本当に効果的なんですよね。理由としては貯金があるからこそ冷静になれることです。例えば、あなたが数十万円の時計が欲しいと思ったとします。こういう時って貯金がない人ほど、次のボーナスを当てにして買おうかな、ローン組んで買おうか、とか考えられます。一方でまとまった貯金がある人は落ち着いて考えられます。貯金があるって事は買おうとすれば一括で買えるじゃないですか。でも、買えるからこそこれって本当に価値があるの?という思考になります。結果的に多くの場合で「別にいらないからいいや」と考えるようになるんですよ。貯金が減るから嫌だというより買えるけどいらないから買わないっていう感じで達観できるイメージですね。物欲の正体は手がとどきにくいものへの憧れだったりします。ブランドとか特にそうですよね。でも、いざそれを余裕で買える段階に来ると憧れ自体が消滅しますからほしいという気持ちも同時になくなるのかなと思います。なので。 物欲に襲われて何か高いものが欲しいと思った時は、ローン組んで買うなどはせずにこう考えてください。「◎◎円たまったら買おう」◎◎円たまった頃にはそのモノが欲しいという気持ちもほぼほぼなくなっているはずです。物欲とは人間の根幹に関わるものですから。欲しい欲しいと思ってしまうのは、ある種仕方のないものです。と言うものの。物欲には終わりがなくモノを買い続けるほどに不幸になっていきます。だからこそ、物欲の仕組みや原因を知って物欲を適切にコントロールすることが非常に大事になるわけです。今回紹介した方法習慣は僕の実体験や失敗、経験のベースに物欲の正体から逆算したものです。日々実践していただければ、物欲も自然に消えていくでしょう。